'; ?> クロス取引 | FXの豆知識@投資用語など

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クロス取引

FXを始めとする為替取引の世界では、米ドルが燦然たる影響力を持っています。米ドルは世界の「基軸通貨」でもあり、世界中の通貨の約60%を締めていると言われています。また、外貨取引の世界ではじつに全体の90%ほどに、米ドルが絡んでいると言われているのです。世界中で多く取引をされる通貨であり、流通量も莫大な量なので、少々のお金の流れでは乱高下しませんし、世界中の国々との経済的な結びつきが強いことから、やはり安定性の面でも信用できる通貨として米ドルは人気なのです。外為オンラインの顧客のポジション状況を見てもやはりドルは根強く人気があります。

しかし、リーマンショックの影響で、燦然たる存在感を誇っていた米ドルにも、「暗い影」が落ち始めました。リーマンショックを境に急速な円高が進んだことが何よりの証明です。世界の投資家たちは、アメリカ経済に不安をおぼえ、米ドルに対する信頼感も失ったことから、米ドルからどんどん資金を避難させていっているのです。また、景気悪化を食い止めるために、アメリカの中央銀行にあたる「FRB」は、思い切った利下げを複数回も断行しています。2009年1月現在、アメリカの政策金利は0〜0.25%で推移しており、実質ゼロ金利政策を打ち出しているのです。

このような状況になると、利益を期待している投資家にとって、米ドルは魅力のある通貨とは言えません。そこで、米ドルがいっさい絡んでいない取引を行うようになったのです。日本円とユーロの通貨ペアや、その他の通貨、つまり、「アメリカ無視」の取引が盛んになっているんですね。このように、米ドルがいっさい関係していない取引のことを、「クロス取引」というのです。クロス取引は、株の世界では違う意味で使われていますが、FXの世界では「米ドル抜きの取引」を意味する言葉として使われているのです。

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